WordPressのテンプレートであるCocoonは、無料にも関わらずかなり多機能です。
サイト型のトップページも、設定だけで簡単に作れたりします。
上の公式ページを見ても、だいたいどんなページが作れるのかはわかりますが、補足しておきたい部分もあるため、ここではそのあたりも含めて、詳しく説明していきたいと思います。
サイト型のトップページを作りたい人は、ぜひ参考にしてください!
なお、Cocoonのトップページのバリエーションは多いので、バリエーションについては、次の記事を参考になるかと思います。
Cocoonでトッページを作るための設定を確認する
Cocoonのトッページは「Cocoon設定」の「インデックス」タブから設定可能です。
(01) WordPress管理者画面にログインし、左のメニューの「Cocoon設定」(①)→「Cocoon設定」(②)をクリック。
(02) 「インデックス」タブを選択。
すると、トップページ用の設定である、「フロントページタイプ」の設定項目が確認できます。
「フロントページタイプ」の仕様
「フロントページタイプ」の仕様について、説明します。
まず、「一覧(デフォルト)」は、Cocoonの規定値の形式であり、「記事(エントリーカード)を新しい順番の一覧で表示させる」形式です。
これは、常に一番新しい記事が一番上に表示されるもので、ブログの一般的な標準形式となります。
逆に、「一覧(デフォルト)」以外は、下の「表示カテゴリー」で指定する「カテゴリー」が表示される形式です。
この「一覧(デフォルト)」以外を選択した場合は、いわゆる「サイト型トップページ」と呼ばれるレイアウトで表示されるようになります。
表示形式について、言葉だけで説明してもピンとこないと思うので、以降は表示形式ごとにどのようなレイアウトになるのかを、実際の表示結果の画面を使って説明していきます。
なお、トップページの設定については、「フロントページタイプ」とは別に、下の方に「カードタイプ」という指定もあります。
ここでは、「フロントページタイプ」について説明をしたいので、「カードタイプ」は規定値の「エントリーカード(デフォルト)」を選択しているものとして説明します。
フロントタイプが「一覧(デフォルト)」
まずは、「一覧(デフォルト)」の表示形式を選択した場合です。
先に説明したように、これはCocoonの規定値で、Cocoon以外のテーマでもだいたいこれが標準の表示形式となっています。
フロントタイプが「タブ一覧」
ここからが、サイト型トップページのレイアウトになります。
「タブ一覧」の場合は、記事(エントリーカード)の上の方に、「タブ」と呼ばれるものが4つ表示されます。
一番左は「新着記事」が必ず表示される必須のタブで、その右側には「表示カテゴリー」で指定した「カテゴリー」が表示されます。
ここでは、「カテゴリーA」~「カテゴリーD」まで指定しましたが、このタブは最大4つまでの制限となっているので、「新着記事」以外の3つまでしか表示されないことがわかります。(4番目の「カテゴリーD」が表示されていない)
「タブ一覧」では「カテゴリー」が3つまでしか表示されないことに注意しましょう。
そして、それぞれの「タブ」をクリックした時には次のように表示されます。
「新着記事」のタブをクリック
2番目の「カテゴリー」のタブをクリック
3番目の「カテゴリー」のタブをクリック
4番目の「カテゴリー」のタブをクリック
フロントタイプが「カテゴリーごと」
フロントタイプが「カテゴリーごと」の場合は、上から「新着記事」(必ず表示)→「カテゴリーA」、「カテゴリーB」、、、、というように、「表示カテゴリー」で指定されたカテゴリーがすべて表示されます。(下の画像参照)
「タブ一覧」の場合は、最大3つまでのカテゴリー表示でしたが、こちらの方はカテゴリー表示の数の制限はありません。
フロントタイプが「カテゴリーごと(2カラム)」
フロントタイプが「カテゴリーごと(2カラム)」は、「新着記事」の部分はフロントタイプが「カテゴリーごと」と全く同じとなります。
違いは、「新着記事」以外のカテゴリーの部分です。
このカテゴリーの部分が「2カラム」で表示されるようになります。
フロントタイプが「カテゴリーごと(3カラム)」
フロントタイプが「カテゴリーごと(3カラム)」も、フロントタイプが「カテゴリーごと(2カラム)」と同じです。
2カラムが3カラムになるだけです。
こちらも、「新着記事」以外のカテゴリーの部分が「3カラム」で表示。(新着記事は1カラム)
まとめ
Cocoonでサイト型のトップページを作りたい場合は、カテゴリーの表示数に制限(3つまで)がある「タブ一覧」は選ばない方がいいでしょう。(タブの数が3つより増えない場合は別ですが)
となると、「カテゴリごと」、「カテゴリごと(2カラム)」、「カテゴリごと(3カラム)」が選択肢となりますが、「カテゴリごと(3カラム)」は記事の詰め込みすぎとなって、ごちゃごちゃになるので、「カテゴリごと」、「カテゴリごと(2カラム)」がおすすめです。
サイト型トップページのフロントページタイプのおすすめ指定
- カテゴリごと
- カテゴリごと(2カラム)
読んでほしい記事(カテゴリー)などがある場合は、積極的にサイト型トップページに変更しましょう。
サイト型トップページは、読者にとっても記事が探しやすくなるメリットもありますよ!
コメント