WordPressには、投稿ベージ、固定ページの履歴を保存する機能があります。
これは、書いた記事の更新(修正)履歴なので、以前に書いた記事に戻したい場合という時に重宝します。
ただ、この履歴にはDBの肥大化に繋がる問題点があります。
それは、WordPressの規定のままでは履歴が無制限に保存されるということ。
そして、履歴の増加がDBの肥大化に繋がって、最悪ページの表示速度にも影響するということです。
ブログの運営期間が長く長くなるほど、記事数も多くなると思いますが、当然記事にあわせて履歴もどんどん増えていきます。
ちなみに、履歴が保存されるタイミングは基本的に「更新」(下書き)ボタンを押した時です。
僕もそうですが、こまめに記事の内容を一時保存するような癖がある人は、必然的に履歴が多くなっているはずです。
今回は、履歴を指定した件数分だけ保存してくれる「WP Revisions Control」というプラグインのインストール方法と、設定について説明します。
ページの表示が遅くなると、Googleからの評価も悪くなって検索結果にも影響してくるので、ブログを開設したらすぐにでもこのプラグインをインストールしましょう!
履歴の保存件数を制限するプラグイン「WP Revisions Control」をインストール
さっそく、「WP Revisions Control」のインストール方法を説明します。
(01) まずは、WordPressの管理画面にログインし、左メニューの「プラグイン」(①)→「新規追加」(②)をクリック。

(02) 「キーワード」のところに、「WP Revisions Control」を入力すると検索が開始されるので、「今すぐインストール」をクリック。

(03) そのまま「有効化」ボタンを押して、プラグインが使えるようにします。

プラグイン「WP Revisions Control」の設定
続いては、制限する履歴の件数を設定します。
(04) WordPressの管理画面の左メニューの「設定」(①)→「投稿設定」(②)とクリック。

(05) 一番下に、「WP Revisions Control」の設定項目があるので、「投稿」、「固定ページ」にそれぞれ履歴の上限数を入力して、「変更を保存」を押します。

ここでは、例として履歴の上限件数を「10」としていますが、これでも多い方で、多分「5」ぐらいでも十分かと思います。
実際に、上限件数を「10」に設定して記事を書いていくと、下のように履歴が10件までしか作られていませんでした。

当然、これ以上履歴が増えることはなく、修正(「下書き」ボタン押下)するたびに古い履歴が削除されて新しい履歴が追加されていきます。
以上で、DBの肥大化を防ぐことができるプラグイン「WP Revisions Control」のインストールと設定についての説明はこれで終わりです。
冒頭でも書きましたが、WordPressでプログを長く運営していくと、気をつけなければならない点が沢山出てきます。
あとから、肥大化したDBを圧縮することは簡単ではないので、ブログ開設時点からここで紹介したプラグインをインストールして、DBの肥大化を防ぐようにしましょう!
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